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若々しいハツラツとしたベートーヴェンでした【「新世代の第九」を聴く】 [音楽・楽器]

きのうは若い知人の指揮する演奏会を聴きに行きました。

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New Generation Playersプロデュース公演
「新世代の第九」
日時:2016年3月26日(土)14:00開演
会場:文京シビックホール 大ホール(東京・文京区)
指揮:泉翔士
管弦楽:NGP管弦楽団
合唱:NGP合唱団
合唱指揮:谷本喜基
ソプラノ:中山美紀
アルト:野間愛
テノール:澤原行正
バリトン:青木海斗
曲目:モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
   ホルスト 「セント・ポール組曲」
   ベートーヴェン 交響曲第9番二短調「合唱付き」
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img_新世代第九201603.jpg

指揮の泉さんは、東京音楽大学指揮科大学院を今月終了したばかりの新進気鋭の指揮者。
私が(社会人聴講生として)聴講してきた指揮科の合同レッスンで、いつもお目にかかってました。

きのうの演奏会、とてもハツラツとしたタクトで、好感が持てました。

オーケストラは全員若者たち。
音大生(または卒業生)で構成されているのだと思いますが、さすがの安定感で、全体としてとてもいい演奏。
独唱の4人も堂々とした歌いっぷりでした。

全体としてちょっと「優等生的」な印象を受けましたが、それも演奏技術がしっかりしていることの裏返しだと思います。
あと、ソリストの4人がオケの前(ステージの一番前)で歌ってるのは初めて見ました。

まだ出来たてのオケで、これからも演奏会を開催していくとのことなので、さらにいい演奏を聴かせてくれうものと思います。
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連日のベートーヴェンは活気ある演奏でした【都民芸術フェスの下野=読響を聴く】 [音楽・楽器]

土曜日は横浜でマエストロ広上指揮=日フィルのベートーヴェン7番を聴きましたが、きのう日曜日は池袋でマエストロ下野指揮=読響のピアノ協奏曲4番を聴きました。
独奏は小山実稚恵さん。
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2016 都民芸術フェスティバル オーケストラ・シリーズNo.47
読売日本交響楽団演奏会〜ベートーヴェン・プログラム〜
日時:2016年3月20日(日)午後2時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:下野竜也
独奏:小山実稚恵(ピアノ)
曲目:ベートーヴェン 付随音楽「アテネの廃墟」序曲
   同 ピアノ協奏曲第4番ト長調
   同 交響曲第5番ハ短調「運命」
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 img_都民芸術フェス読響201603.jpg

実は4月16日の演奏会で、交響曲第7番とピアノ協奏曲第4番を指揮する予定。(ほかに歌劇「フィデリオ」序曲も。)
2日間で両方の曲を勉強できました。

最初の「アテネの廃墟」はちょっとつかみどころのない部分のある曲。
この曲が該当するかどうかは別としても、「ベートーヴェンにも名曲とは呼べない作品もある」というのはいろんな人が指摘していることです。
ちなみに、ピアノは最初から舞台に出してあって、この序曲はピアノの蓋を閉めて演奏されました。

そして2曲目がピアノ協奏曲第4番。
3階席で舞台が遠かったせいもあるのでしょうが、ちょっと「音楽が遠い感じ」がしました。

後半は、クラシック音楽というとみんなが思い浮かべる「運命」。
前半4人だったコントラバスが倍の8人になるなど、オーケストラも増強され、全体的に活気に満ちた演奏でした。

やっぱり(駄曲があったとしても)ベートーヴェンは素晴らしいと思いました。
もっと勉強しなければいけません。
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勉強になるベートーヴェンでした【日フィル横浜定期を聴く】 [音楽・楽器]

先日「未完成&運命と新作のピアノ協奏曲」というサントリーホールでの演奏会を聴いた日フィルですが、昨夜は横浜みなとみらいホールでの演奏会を聴きに行きました。
今回もベートーヴェンです。

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日本フィルハーモニー交響楽団 第315回横浜定期演奏会
日時:2016年3月19日(土)午後6時開演
会場:横浜みなとみらいホール(横浜・西区)
指揮:広上淳一
独奏:南紫音(ヴァイオリン)
曲目:チャイコフスイー ヴァイオリン協奏曲ニ長調
   ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調
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img_日フィル20160319.jpg

前半は南紫音さん独奏のチャイコフスキー。
まだ20代だそうですが、とても堂々としていて情感豊かな素晴らしい演奏でした。
RAという舞台上手側の区画で、独奏の音が聞こえにくい席だったのですが、それでもしっかり届きました。
楽器はストラディヴァリウスだそうですが、やはり楽器の力もあるのでしょうか…。

後半はベートーヴェンの7番。
ベートーヴェンの交響曲としては、(いわゆる)「運命」「英雄」「第九」と並ぶ人気曲です。
実は、私も来月、演奏会で指揮する予定です。
マエストロ広上の指揮は、一見とても自由なんですが、実は勘所を押さえていて、とても勉強になりました。

ところで、ステージの木管楽器のところに、こんな小物置きの台がありました。
img_みなとみらい物置台201603.jpg

木管楽器は、リードなどをステージに持って出るものがおおいので、椅子のそばに台があると便利。
普通は「箱馬」(ステージなどで使う直方体の木の箱)を使うことが多いのですが、あまり見栄えのいいものではありません。
この小物置きはみなとみらいホールの備え付けだとのことで、他のホールにも導入するとよいのではないかと思いました。
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驚き・ワクワクのマーラーでした【上岡敏之指揮・新日フィル定期を聴く】 [音楽・楽器]

きのうは上岡敏之指揮、新日フィルの定期演奏会を聴きに行きました。
曲はシューベルトの交響曲第1番とマーラーの交響曲第1番。

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新日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール・シリーズ#556
日時:2016年3月16日(水)19時15分開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:上岡敏之
曲目:シューベルト 交響曲第1番ニ長調
   マーラー 交響曲第1番ニ長調
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【プログラム表紙】
img_新日フィル201603.jpg

上岡氏は今年9月に新日フィルの音楽監督に就任予定。
昨年暮れに読売日本交響楽団との「第九」(ベートーヴェン交響曲第9番)を聴いたので、「独自の解釈」によるユニークな演奏をするのは分かっていましたが、予想以上のユニークさ、驚きとワクワクが満載でした。

もちろん、楽譜に書かれたもろもろ(音符や言葉による指示)に反しているわけではなく、「そういう考え方もあるよね」という範囲内です。

音楽的に「どうユニークなのか」を言葉で説明するのは簡単ではないのですが、2つだけ挙げるとすると「弦楽器のポルタメント」と「弱音の表現の仕方」が印象に残りました。

まあ、賛否両論あるでしょうね。
「果たしてオケのメンバーは納得して演奏しているのだろうか?」と思ってしまったんですが、単に私自身が完全には納得していないことを反映しているのかもしれません。

なお、第3楽章冒頭のコントラバスはソロ(1人だけで演奏)でした。

私が所属するザ・シンフォニカというアマチュアオーケストラも今年7月、サントリーホールでこの曲を演奏予定。
参考になりました。
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相変わらずの意欲的なプログラムでした【アンサンブル・フリー・イーストを聴く】 [音楽・楽器]

きのうの日曜日は、去年8月に裏方をやったアンサンブル・フリー・イーストというオーケストラの演奏会を聴きに行きました。

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アンサンブル・フリー・イースト 第5回演奏会
日時:2016年3月13日(日)13:30開演
会場:スクエア荏原 ひらつかホール(東京・武蔵小山)
指揮:浅野亮介
独奏:浦田拳一(ファゴット)
曲目:阿部俊祐「ユリイカの樹」(委嘱作品/世界初演)
   ニーノ・ロータ ファゴット協奏曲
   ラヴェル「クープランの墓」
   ヒンデミット「弦楽器と金管のための協奏音楽」
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img_アンサンブルフリーイースト201603.jpg

このオケ、必ず委嘱・初演作品を演奏するなど、プログラム全体が指揮の浅野さんの考え方を色濃く反映しています。
今回も「クープランの墓」を除くと、なかなか演奏機会のない曲ばかり。

全体的に、指揮者も奏者も意欲がうかがえるいい演奏でしたが、個人的にはラヴェルが好みでした。

ヒンデミットの「弦楽器と金管のための協奏音楽」は先日、ムーティ指揮=シカゴ交響楽団の演奏会で初めて聴きました。
ロータは映画「ゴッド・ファーザー」のテーマ曲などで知られる現代の作曲家で、コントラバス協奏曲(協奏的嬉遊曲)は聴いたことがありましたが、ファゴット協奏曲はまったく初めてでした。
ファゴット協奏曲は、ソロがオケに埋もれがちなのはある程度やむをえないのでしょうね。
(同様の問題はコントラバス協奏曲でもついて回ります。)

既に、次回と次々回の新作も委嘱済みのようで、今後も楽しみです。
(次回は日程上、聴きに行けなくて残念なんですが…。)
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復路は近鉄アーバンライナーで【三重鉄道小旅行(下)】 [旅行・乗り物]

「『東洋軒』経営のカフェでブラックカレーを食す【三重鉄道小旅行(中)】」から続きます。

「第九」演奏会を聴いたあとは、翌日が早朝出勤なので、名古屋駅できしめんでも食べて、早めに東京に戻る予定でした。

しかし、オーケストラの打ち上げ(午後6時開始)に誘っていただいた関係で、津を出発するのは19:30ごろと予定よりかなり遅くなってしまいました。

こちらは津駅東口の様子。
県庁所在地の中心駅としては静かな駅前です。
IMG_4523津駅.JPG

改札を入るとまずJRのホームがあって、ディーゼルカー(キハ48)が止まってました。
(これも乗ってみたかったんですが…。)
IMG_4526キハ48.JPG
IMG_4524キハ48.jpg

跨線橋を渡って近鉄線の乗り場へ。
IMG_4527近鉄乗り場.JPG
IMG_4528津.JPG

いろんな電車が次々とやってきます。
まずは普通(各駅停車)。
IMG_4529普通電車.JPG
IMG_4530普通電車.JPG

こちらはおなじみ近鉄特急。
IMG_2931近鉄特急.JPG

そして、乗ったのはアーバンライナー名古屋行き。
特急券と乗車券はこんな感じ。
IMG_4532近鉄切符.jpg

ふだん乗らない電車はテンション上がりますね。
IMG_2933アーバンライナー.JPG

名古屋駅ではお土産買っただけで、すぐにのぞみに乗って帰京しました。
品川到着は22時過ぎ。
帰宅は23時ごろでした。
長い1日でした。

(おわり)
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『東洋軒』経営のカフェでブラックカレーを食す【三重鉄道小旅行(中)】 [旅行・乗り物]

「時速120km走行のJR東海キハ75で津へ【三重鉄道小旅行(上)】」から続きます。

三重県の県庁所在地、津に午前10時前に到着。
道がよくわからなかったこともあり、演奏会の会場である三重県総合文化センターまではタクシーで移動。
オーケストラのリハーサルを最初から見学させてもらいました。
IMG_2928三重県総合文化センター.JPG

この三重県総合文化センターは小高い丘の上にあって、結構大きな複合施設です。
敷地外まで食べに行くのも結構大変そうだったので、昼食は施設内にあるカフェへ。
「RIZ CAFE」という名前のお店で、三重の老舗レストラン、東洋軒の経営です。
IMG_4513RIZCAFE.jpg

なんとなく「お昼は松阪牛でも」と思っていたのですが、カフェなのでステーキや焼肉(!?)はないもよう。
松阪牛の背脂などを長時間煮込んだという名物のブラックカレーを注文しました。(ただしハーフサイズ)
IMG_2924ブラックカレー.JPG

結構コクがあっておいしゅうございました。

昼食後はいよいよ演奏会本番。
開場前から結構行列ができてました。
IMG_4515終演後.JPG
演奏自体は、暮れにアップしたように、一生懸命でアツい「第九」でした。

終演後は急いで帰京する予定だったのですが、なぜか演奏会の打ち上げに参加することになり、結構遅い時間まで津の町におりました。

ところで、長崎の(ある程度の年齢以上の)人間にとって「東洋軒」はパン屋さんの名前です。
子供のころ、給食のパンも東洋軒製でしたし、長崎の繁華街、浜町にレストランがあったと思います。
(現在は製パン業はやっていないものの、皿うどんなどの製麺所として存続しているようです。)

一方、三重の東洋軒は、東京で創業し、その後三重に店舗を構えたそうです。
長崎の東洋軒とは関係なさそうですが、なんとなく懐かしい思いでした。

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時速120km走行のJR東海キハ75で津へ【三重鉄道小旅行(上)】 [旅行・乗り物]

昨年12月、三重県津市で行われた「第31回三重音楽祭」を聴きに行った件、演奏会については既にアップしているのですが、その往復の日帰り旅について、遅ればせながら報告します。

本当は土曜日に出発して名古屋あたりで宿泊するなど、余裕を持って移動したかったのですが、土曜日の夜に所属オーケストラの練習があって、日帰りするしかありませんでした。

ということで、日曜朝、結構早めの新幹線で品川を出発。
演奏会は午後からなので、もっと遅く出発してもよかったのですが、午前中のリハーサルを聞かせてもらうため、午前10時会場到着を目指しました。
ということは、津駅に午前9時半すぎには着かなければならなかったのです。
IMG_4485品川.JPG
IMG_4488N700.JPG

いい天気で富士山も見えました。(写真が斜めですみません。)
当然、「山側」のE席を取ったのですが、車窓から撮影するのは案外タイミングが難しいですね。
IMG_2914富士山.JPG

約1時間半で名古屋到着。
ここから津まではJRで行くか、近鉄で行くかの選択になるわけですが、どうせなら行き帰りで違う路線にしようと思い、往路はJRにしました。

JRの改札内を関西線のホームへ。
IMG_2918なごや.jpg

止まっていたのは鳥羽行きの「快速みえ」。
車両はキハ75、つまりディーゼルカーです。
IMG_2915キハ75.JPG
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車両の半分は指定席ですが、運転席付近でずっと立ってました。
IMG_4490キハ75-5.JPG

改札を出なかったので、車内で車掌さんから切符を購入。
新幹線の切符が「名古屋市内」までだったので、購入したのは「名古屋市内」の端っこの駅「春田」から津までの乗車券です。
IMG_2919車内補充券.jpg
券面に「経由 関西線・河原田・伊勢」とか「内 社線金額¥510」とあることから分かる方もいらっしゃると思いますが、途中、四日市の先の河原田という駅から津まで「伊勢鉄道」を経由します。
関西線と紀勢線の短絡線である第三セクターです。
(この路線を通らないと亀山まで行って乗り換える必要があります。)

途中、かなりの区間、近鉄線と併走します。
近鉄が電化されていて、三重(伊勢志摩)や関西(奈良・大阪)方面の優等列車(特急など)が頻繁に走るのに比べれば、JRは途中から非電化で、列車頻度も低いので、かなり劣勢だと思うのですが…。
IMG_4494鉄橋.JPG
IMG_4496近鉄鉄橋.JPG
IMG_4497鉄橋アーバンライナー.JPG

不利な条件を克服するためでしょうか、近鉄線との競争ゆえキハ75はかなりの速度で走ります。
時速120kmでかっ飛ばす区間も。
IMG_4501時速120km.JPG

ということで、1時間ほどで津駅に到着。
(今さらですが駅名は漢字でもひらがなでも1文字です。)
IMG_2920津.JPG
IMG_2922つ.JPG
IMG_4503津到着.JPG

(つづく)
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新作のピアノ協奏曲と超有名曲の組み合わせ【3月の日フィル定期を聴く】 [音楽・楽器]

きのうは定期会員になっている日フィル演奏会でした。

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日本フィルハーモニー交響楽団 第678回東京定期演奏会
日時:2016年3月4日(金)19:00開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:広上淳一
独奏:野田清隆(ピアノ)
曲目:シューベルト 交響曲第7番《未完成》
   尾高惇忠 ピアノ協奏曲(世界初演)【日本フィル・シリーズ第41作】
   ベートーヴェン 交響曲第5番《運命》
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『超有名曲』の「未完成」「運命」と、尾高惇忠・ピアノ協奏曲(日フィル委嘱、世界初演)というプログラム。

いわゆる「現代音楽」(前衛音楽)というと、通常の演奏法ではない楽器の使い方をして、「効果音」的な音(ようするに「雑音」)が続くものが多いわけですが、このピアノ協奏曲は、「普通の奏法」だけが使われています。
「調性」はなくて基本的には「不協和音」の連続ではあるものの、テンポも拍子もあって、『非楽音』(雑音)ではなく楽音で構成された「取っつきやすい」曲でした。

サムラゴーチ騒動の際にも一部で議論が起きましたが、「先端的だが心地よくない音楽」がいいのか、「ちょっと古い技法を使っていても聴いていて耳になじむ」音楽がいいのか、難しい問題だと思います。

これに比べて、「未完成」と「運命」はいわゆる「クラシック音楽」の代表曲ベスト3のうちの2つと言っていい作品。
(もう1つは「新世界より」でしょうか。それとも「第九」?)
日フィルとしても何百回も演奏していると思いますが、それでも演奏するたびに「美しさ」「心地よさ」を感じさせ、人の感情に訴えかける力を持っている、偉大な作品だと思いました。
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「世界の王室うんちく大全」「常用漢字の歴史」「イスラムの読み方」「聖書翻訳の歴史と現代訳」=読み終わった本(2016.02) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2016年2月分です。
(最近、本を読む量が減ったような気がするんですが、どうも朝の通勤電車の乗り換えが少し変わって、乗車時間が細切れになったためだと思われます。)

▼読み終わった本
*「世界の王室うんちく大全」
八幡和郎・著、平凡社新書

世界の王室うんちく大全

世界の王室うんちく大全

  • 作者: 八幡 和郎
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2013/06/17
  • メディア: 新書

古書店で購入。
本の帯には「ヨーロッパの王室は、みんな親戚だった」とあります。
イギリスの王室が何代か前にドイツから移ってきた話は聞いたことがありますし、同じ一族があちこちに領地を持っていたりするのも知っていましたが、この本で分かる「複雑な関係」は想像をはるかに超えるものでした。
日本の皇室も、古代、朝鮮半島あたりと関係があったとのことですし、近現代に入っても、皇室と朝鮮半島や満州などとの縁があったようなので、ある程度世界各地に通じる話なのかもしれませんね。

▼読み終わった本
*「常用漢字の歴史 - 教育、国家、日本語」
今野真二・著、中公新書

常用漢字の歴史 - 教育、国家、日本語

常用漢字の歴史 - 教育、国家、日本語

  • 作者: 今野 真二
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/09/24
  • メディア: 新書

私が学校に通っていたころは「当用漢字」でしたが、これは「将来は漢字を廃止するか、大幅に制限する」という前提だったとの話も聞きます。
その後「常用漢字」が導入され、近年それが新しくなったわけですが、さすがに「漢字を廃止しよう」という主張は聞かれなくなったように思います。
ワープロ→コンピューターの発達により、日常生活における漢字の使われ方も変わってきたわけですが、日本語の表記に漢字が欠かせないことは、今後とも変わらないのではないかと思います。

▼読み終わった本
*「イスラムの読み方」
山本七平&加瀬英明・著、祥伝社新書

イスラムの読み方

イスラムの読み方

  • 作者: 山本七平 加瀬英明
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2015/03/01
  • メディア: 新書

昭和54年(1979年)に出た山本七平氏と加瀬英明氏のイスラムに関する対談を再録し、最終章を付け加えた本。
79年というと、オイルショックなどを経て、日本でイスラムとアラブに関する関心が高まった時期にあたるわけですが、日本におけるイスラムに関する知識の状況はそんなに変わっていないのではないかという気がします。

▼読み終わった本
*「聖書翻訳の歴史と現代訳」
尾山令仁・著、暁新書

聖書翻訳の歴史と現代訳

聖書翻訳の歴史と現代訳

  • 作者: 尾山 令仁
  • 出版社/メーカー: 暁書房
  • 発売日: 1989/09
  • メディア: 新書

ちょっと調べたいことがあって、古書を取り寄せました。
聖書(旧約聖書、新約聖書)がいかに各国の言葉、そして日本語に翻訳され、受容されていったか、について、神学者であり自らも聖書の日本語訳を手がけた尾山氏が説明した本。
抽象的だったり難解だったりする聖書の文章を、どのように読み解き、受け止めればいいのかなど、詳しく教えてくれます。
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