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『クラシックの聖地』見学前にSONYセンターで昼ビール【2015欧州3カ国旅行記(20)】 [旅行・乗り物]

「テレビ塔と熊と大聖堂と【2015欧州3カ国旅行記(19)】」から続きます。

ベルリン・ミッテ地区で大聖堂などを見たあとは、Sバーンに乗って次の目的地へ。
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ポツダマープラッツ(ポツダム広場)駅で降ります。
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地下でつながっているSONYセンターへ。
東西統一後のベルリンのランドマークとして、2000年に完成しました。
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建物に囲まれた「中庭」部分は屋根が付いていて、吹き抜けの広場になっています。
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だいぶ歩いたので、カフェで一息。
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ソニーセンターのすぐ近くには、クラシック音楽ファンの聖地「フィルハーモニー」があります。
言わずと知れたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地です。
1963年に完成しました。
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フィルハーモニー敷地にあるオブジェ。
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フィルハーモニーでは午後1時半から内部の案内付き見学ツアーを行っていて、定員20名で予約が必要だということで、昼食前に予約しに来ました。

無事予約できたので、昼食にします。
再びソニーセンターへ。
先ほどのカフェの向かい側にあるCorroboreeというオーストラリア料理のレストランでステーキをいただきます。
もちろんビール(フランツィスカーナー)とともに。
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(続く)
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3連続チャイコフスキーの1回目は『冬の日の幻想』【多摩管演奏会終了】 [音楽・楽器]

いつも声をかけていただく多摩管弦楽団の演奏会に賛助出演しました。
前回は今年4月でした。)
会場はいつも通りパルテノン多摩(京王・小田急多摩センター駅下車)。
近くにサンリオピューロランドがあり、キティちゃんがお出迎え。
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多摩管弦楽団 第41回定期演奏会
日時:2015年11月28日(土)午後2時開演
会場:パルテノン多摩大ホール(東京・多摩市)
指揮:高橋俊之
独奏:近藤嘉宏(ピアノ)
曲目:エロール 歌劇「ザンパ」序曲
   ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」
   チャイコフスキー 交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」
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1曲目の「ザンパ」序曲は、途中の部分が以前NHK FM放送の「朝のクラシック」とかいう番組のテーマ音楽として使われていました。
その部分を聴くと非常に懐かしく感じます。
曲全体は結構「景気のいい」感じで、演奏会の幕開けにふさわしいかと思います。

2曲目はベートーヴェンの「皇帝」。
(コントラバスは人数を減らしての演奏だったので、私はお休みでした。)
今後、自分でも指揮する予定なので、勉強しながら聴きました。

そして、後半はチャイコフスキーの交響曲1番。
「冬の日の幻想」という副題が付いていて、季節的には良い選曲かもしれませんね。
大学のときに演奏したのが最初で、今回が3回目。
曲調はシンプルなんですが、コントラバスには結構厄介なフレーズもあって、決して簡単な曲ではありません。
練習からうまくいかなかった箇所が結局本番でもイマイチで、ちょっと自分にがっかりですが、全体として悪くなかったのではないかと思います。
オケ全体も、本番は盛り上がっていて、聞いてくれた人たちも結構いい反応でした。

私の本番は、年内これで最後ですが、来年は1月にチャイコフスキーの5番、2月には4番を演奏することになっていて、3回連続のチャイコフスキーです。
弾くより聴く方が楽しいんですが、最善を尽くして演奏します。
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『展覧会の絵』は素晴らしい盛り上がりでした【東京音大オケ演奏会を聴く】 [音楽・楽器]

東京音大の学生によるオーケストラの演奏会を聴きに行きました。
(指揮科の授業の一環でもあります。)
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東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会
日時:2015年11月27日(金)19:00開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:現田茂夫
独奏:コハーン・イシュトヴァーン(クラリネット)
曲目:ベートーヴェン 序曲「レオノーレ」第3番
   コープランド クラリネット協奏曲
   ムソルグスキー(ラヴェル編曲)組曲「展覧会の絵」
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1曲目は「レオノーレ」第3番
今年4月に自分で指揮したばかりです。
オケは全員音大生ですから、当然とてもお上手で、いい演奏でした。
コーダに入るところの弦楽器のスケールもぴったり合ってました。
ただ全体的に「控えめ」と言うか「お上品」な印象で、若干物足りない感じもしました。
弦楽器は圧倒的に女性(女子学生)が多いわけですが、皆さん真面目でおしとやかなんでしょうね。

2曲目のコープランドのクラリネット協奏曲は初めて聴きましたが、大変素晴らしい演奏でした。
曲名は正式には「ハープとピアノを伴う弦楽オーケストラとクラリネットの協奏曲」というそうです。
ソリストのコハーンさんは、ハンガリー出身で数々のコンクール受賞歴があって、現在は東京音大修士課程に在籍中とのこと。
アンコールに自作曲という「ハンガリー幻想曲」や無伴奏の曲(ただし聴衆にレ(D)の音をずっと歌ってもらう)を披露しましたが、すばらしい技巧でした。

3曲目は「展覧会の絵」
冒頭のトランペットやユーフォニアム、アルトサックスなどのソロは完璧。
テューバもすばらしい安定感でした。
そして、ベートーヴェンではやや控えめだった弦楽器も段々テンションが上がってきたようで、最後の「キエフの大門」は大変盛り上がりました。

池袋の東京芸術劇場といえば、10日前にベネズエラの「テレサ・カレーニョ・ユースオケ」を聴いたばかり。
そのとき、オケの演奏会では通常考えられないほどの盛り上がりだったので、きのう東京音大が少し「控えめ」に感じたのかもしれません。
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91歳の至高のブラームス【N響11月B定期を聴く】 [音楽・楽器]

昨夜はN響B定期を聴きに行きました。
サントリーホール周辺やロビーは早くもクリスマスムード。
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♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
NHK交響楽団 第1822回定期演奏会 Bプログラム
日時:2015年11月26日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ネヴィル・マリナー
ピアノ:ゲアハルト・オピッツ
曲目:モーツァルト ピアノ協奏曲第24番ハ短調
   ブラームス 交響曲第4番ホ短調
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この演奏会、独奏者に予定されていたメナヘム・プレスラー(92)が健康上の理由で出演できなくなりました。
実現していれば「90歳コンビ」の演奏になっていたわけですが、代役を務めたのは30歳若い(それでも62歳の)オピッツ。
(曲目もモーツァルトのピアノ協奏曲17番から24番に変更)
代役と言っても押しも押されもせぬ巨匠で、私もベートーヴェン交響曲のピアノ協奏曲全曲のCDを持っています。

昨夜の独奏も緻密で端正なものでした。
マリナーは足取りもしっかりしていて、棒も極めて明瞭、鋭い指揮ぶりでした。


そして後半のブラームス。
とにかく弦楽器がよく鳴っていました。
モーツァルトよりも「振幅」の大きい曲ですが、大げさな身ぶりや指示は一切なし。
でも、オケの反応は素晴らしく、熱のこもった演奏でした。

「オケを鳴らすのに指揮者が力む必要はない」ということですね。

なんだか「気高いもの」「至高の演奏」を聴いたような気がします。

第4楽章の冒頭部分、知っている演奏と音の違う部分があったのですが、一部情報によると指揮者の指示で変更したのだそうです。

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テレビ塔と熊と大聖堂と【2015欧州3カ国旅行記(19)】 [旅行・乗り物]

「住宅街の『壁』と『ブレジネフとホーネッカーのキス』【2015欧州3カ国旅行記(18)】」から続きます。

ベルリンの壁を見学した翌日は、市内をゆっくり回れる最後の日。
朝食は泊まっている「ホテルQ」のレストランでいただきます。
結構バラエティーに富んでいて悪くありません。
IMG_4205朝食.JPG

デザインホテルということで、レストランの内装もちょっと変わった感じ。
IMG_4206ホテルQレストラン.JPG

ちなみに、ホテルのカギはこんな感じ。
カードではなくその下に見えるプラスチックの棒のような部分をドアのセンサーに近づけると、ロックが解除されます。
IMG_4207ホテルQカギ.JPG

前日は「乗り降り自由観光バス」で回ったのですが、この日は公共交通機関の1日券を利用します。
ホテルに近いザビニープラッツからSバーン(市内電車)に乗ります。
線路に沿って見える赤白のものは第三軌条(地上に置かれた架線のようなもの)ですね。
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7駅先のアレクサンダープラッツ駅で下車。
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郊外路線用の線路には電気機関車が止まってます。
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駅構内のエスカレーターはこんな風に「右に立って左を空ける」ようです。
大阪(関西)方式でしょうか…。
IMG_4216エスカレーター右側.JPG

駅の外に出ると目のまえに旧東ベルリンのシンボル、テレビ塔がそびえ立っています。
旧西ベルリンの市民に見せつけるために東ドイツが建てたものです。
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そこから歴史的な建物の多い、ミッテ地区の中心方面へ。
IMG_4219古い建物.JPG

2つの三角屋根が見える建物はニコライ教会です。
IMG_4220教会.jpg

教会前には大きな熊たちが。
熊はベルリンのシンボル・マスコットなんだそうです。
ベルリン(Berlin)の語源は熊(Bär)だからだということ。
英語だとBearなので語源は共通しているんでしょうね。
IMG_4222教会前のクマ.JPG
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大きな丸屋根はベルリンの大聖堂(Dom)
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こちらは博物館島にある建物です。
IMG_4227博物館.JPG

(つづく)
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住宅街の『壁』と『ブレジネフとホーネッカーのキス』【2015欧州3カ国旅行記(18)】 [旅行・乗り物]

「ブランデンブルク門とアンペルマンとカリーブルスト【2015欧州3カ国旅行記(17)】」から続きます。

ベルリン中央駅構内の「カリーブルスト・エクスプレス」で腹ごしらえしたあとは、再び「乗り降り自由観光バス」に乗車。

次の目的地も「壁」です。
ベルナウアー通りというところには「壁」を記念する遺構が整備されています。
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コンクリートの「壁」が残っているのは一部だけですが、それ以外の部分には壁と同じくらいの高さの鉄筋が並んでいます。
「壁」の向こうが見えることで、かえって恐怖心が強まるような気がします。
「日常」が断ち切られているというか…。
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周囲は住宅街で、壁の前の通り(旧西ベルリン側)は路面電車が走っています。
その向こうには学校やアパートが立ち並んでいます。
監視塔もあって、そんなに高くないのがかえってリアル。
この付近の壁を乗り越えようとして、東ドイツ側の監視兵に狙撃された住民も多かったそうです。
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IMG_4178監視塔.JPG

さらにバスで向かったのは3カ所目の「壁」遺構。
シュプレー川に沿って壁が残されている「イーストサイドギャラリー」と呼ばれる場所です。

早速「壁」の写真を並べてみます。

こんな風に数百メートルにわたって、さまざまな「絵」(約100点)が描かれています。
壁崩壊・東西統一直後に描かれ始めたそうです。
「落書き」も多くて、中国語で「家園計画」という文字も見えますね。
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何と言っても有名なのはこちらの「絵」。
「お爺さん」同士がキスしていて、インパクトがあるというか気持ち悪いというか…。
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2人は冷戦期のソ連と東ドイツの指導者、ブレジネフ共産党書記長とホーネッカー・ドイツ社会主義統一党書記長
何度か描き直されているそうです。

そしてこちらはゴルバチョフ書記長
車のハンドルがソ連国旗に描かれていた鎌(と鎚)になってますね。
IMG_4181ゴルバチョフ.JPG

壁の近くのお土産物店では、お金(たしか1ユーロ)を払うとこんなスタンプをパスポートに押してくれます。
IMG_2844ベルリン熊のスタンプ.JPG

こちらはイーストサイドギャラリーそばのシュプレー川を渡る橋とU-バーン(地下鉄)の列車。
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壁の近くには旧東ドイツのアイスの売店があります。
(食べたことはないんですが)なぜか懐かしい味。
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このあとは、旧東ベルリンの目抜き通りなどをバスの上から見て回って、クーダムに戻ります。
昼間はとてもいい天気で、慌てて帽子を買ったくらいなんですが、夕方、急に天気が悪くなり、スコールに。
傘は持ってますが、しばらく雨宿り。
スポーツ用品店ではスポーツ選手らしき大男の集団に遭遇しますが、ひょっとしたらバスケットボールの選手でしょうか。
(折しもベルリンではバスケットボールの欧州選手権が開催中でした。)

夕食はホテル近くでドイツ料理。
ツィレマルクトというお店です。
IMG_4201ツィレマルクト.JPG

ビールはエルディンガー。
IMG_4202エルディンガー.jpg

ドイツ名物「アイスバイン」(ゆでた豚の足)をいただきます。
かなり大きく見えますが、骨があるのでそんなにスゴい量ではありません。
IMG_4204アイスバイン.JPG

(つづく)
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「芥川也寸志を観る、語る、聴く」 [音楽・楽器]

きのうはこんな催しに行ってきました。
かつて所属していたアマチュアオーケストラ「新交響楽団」で大変お世話になった作曲家・指揮者の芥川也寸志さんの業績について語るイベント・演奏会です。
会場は、代々木上原の古賀政男音楽博物館のホール。
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芥川也寸志 生誕90周年記念

芥川也寸志を観る、語る、聴く
日時:2015年11月22日(日)14:00開演
会場:古賀政男音楽博物館 けやきホール(東京・代々木上原)
主催:芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ
第1部 映像を観る
第2部:活動を語る
 三善清達 放送と芥川也寸志
 船山 隆 芥川也寸志の音楽
 林淑姫  日本近代音楽史と芥川也寸志 
第3部:音楽を聴く
 「ヴァイオリンとピアノのための譚詩曲」
 「洋琴三重奏曲」
 「車塵集」
 「NYAMBE(霊気)」
 ソプラノ:鈴木美登里
 ピアノ:三輪郁
 指揮:由谷一幾(オーケストラ・ニッポニカ)
 室内楽:オーケストラ・ニッポニカ
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第1部は、芥川先生の生い立ちなどを写真で紹介。
また新交響楽団を指揮する映像も流されました。

第2部は芥川先生と交流のあった3人の専門家が登場し、想い出を語りました。
いろいろ面白い話がありましたが、「芥川先生がいなかったら(ひょっとして)サントリーホールはなかったかもしれない」ということは、もっと多くの人に知られるべきだと思います。

第3部はオーケストラ・ニッポニカのメンバーらによる実際の演奏。
最初の3曲は昭和20年代の作品で、割と「聴きやすい」曲でしたが、最後の「ニャンベ」という曲は「四分音」(半音の半分の音程)が出てきたりして、不思議な雰囲気でした。
編成もヴィオラ、チェロ、コントラバス、バスクラリネット、チェレスタ、ハープで不思議だったし…。

拙著「アマチュアオーケストラに乾杯!」でも「アマチュアこそ音楽の本道である」という芥川先生の言葉を紹介させてもらっていますが、先生はある意味プロとアマチュアの区別・隔てなく我々に接してくださったのだと思います。

その思いを受け継ぐ「オーケストラ・ニッポニカ」の皆さんの活動に拍手を送りたいと思います。
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ブランデンブルク門とアンペルマンとカリーブルスト【2015欧州3カ国旅行記(17)】 [旅行・乗り物]

「クーダムとマウアー通りの『壁』と戦勝記念塔【2015欧州3カ国旅行記(16)】」から続きます。

マウアー通りの「壁」と「チェックポイント・チャーリー」を見たあと、「乗り降り自由」の観光バスで次の目的地へ。
と言っても、行き先を完全に決めているわけではないので、地図(バスの路線図)や周りの風景を見ながら「ここで降りよう」という感じなんですが…。

で、向かったのは「ベルリンのシンボル」ブランデンブルク門です。
IMG_4150ブランデンブルク門.JPG
この門は18世紀末に建設され、「ベルリンの玄関」的な役割を果たしていましたが、第二次大戦で損傷。
戦後はすぐ西側が東西ベルリンの境界線となり、「東ベルリンの端っこ」に位置することになりました。
「壁」崩壊後、門の前でベートーヴェン交響曲第9番(「第九」)が演奏されたことをご存じの方も多いと思います。

こちらは、門の近くにあるドイツ連邦議会の議事堂
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そして、ちょっと距離がありますが、ベルリンの玄関口であるベルリン中央駅(Berin Hauptbahnhof)まで歩きます。
すぐ南側にシュプレー川が流れています。
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IMG_4156中央駅.JPG
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こちらは歩行者用信号「アンペルマン」
中央駅周辺やクーダムなどでもたくさん見かけます。
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この「アンペルマン」(「アンペル」は「信号」の意)1960年代に旧東ドイツでデザインされ使われていたものが、東西統一後には撤去される運命でしたが、このかわいい男の子・女の子を残したいという声が上がり、90年代後半に復活・保存が決定。
その後、この図柄をデザインしたグッズが販売されるようになり、人気を博しています。
(アンペルマンの話は別途書く予定です。)

そして、こちらが中央駅構内。
Sバーン(近距離列車)などは地上ホームを使っていますが、長距離(国際)列車は地下ホームに発着しているそうです。
IMG_4161中央駅構内.JPG

ちょうどお昼どきなので、中央駅構内でお昼ごはんにします。
向かったのは「カリーブルスト」のお店。
「カリー」はカレー、「ブルスト」はソーセージのこと。
第二次大戦後に生まれたベルリン名物です。
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もちろんビールと一緒に!
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腹ごしらえを済ませ、また観光バスに乗ります。
見た限り、ベルリン市内では6~7社の「乗り降り自由観光バス」が営業しているようで、クーダム通りやツォー駅周辺、それに主要駅などでは「客引き」がたくさん。

ここベルリン中央駅の乗り場にも、色とりどりのバスが次々とやって来て、自分が乗るのがどの会社のものか分かっていないと混乱します。
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(つづく)

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ベネズエラの若者たちの衝撃ふたたび【テレサ・カレーニョ・ユースオケを聴く】 [音楽・楽器]

きのうはこんな演奏会を聴きに行きました。

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~エル・システマ創設40周年記念~エル・システマ・フェスティバル 2015 in TOKYO
テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(Teresa Carreño Youth Orchestra of Venezuela)演奏会
日時:2015年11月17日(火)午後7時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:クリスティアン・バスケス
ピアノ:小曽根真
曲目:R.シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」
   ラフマニノフ 「パガニーニの主題による狂詩曲」
   R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」
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ベネズエラで行われている音楽による青少年教育システム「エル・システマ」はご存じの方も多いと思います。
子供たちに無償で楽器を教え、音楽教育を行うとともに、非行を防ぐという世界的に評価されているプログラムです。
私自身、8年前、「エル・システマ」から生まれたシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラを同じ東京芸術劇場で聴き、衝撃を受けました。
(そのときのブログ記事はこちら→「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラの衝撃」

シモン・ボリバル・ユースオケ(現在は「シモン・ボリバル交響楽団」)はその後、世界的に有名になりましたし、そのときの指揮者、グスタボ・ドゥダメルはベルリン・フィルを指揮するまでになっています。

そのときのシモン・ボリバル・オケは、とにかく全員若い(みんな20代)のに技術的にも確かで、しかも「音楽する楽しさ」がステージ全体から伝わってきました。

私はそれ以来、「アマチュアオーケストラはベルリン・フィルやウィーン・フィルではなく、『シモン・ボリバル・オケ』を目指すべきだ」と言い続けています。
「技術的に優れている」よりも「楽しい」演奏、そしてそれ(楽しさ)が聴衆に伝わるような演奏会がアマチュアの目指すべき方向だと思うのです。


今回の「テレサ・カレーニョ・ユースオケ」は「シモン・ボリバル」の弟分であり、エル・システマの「第3世代」にあたるそうです。
8年前の衝撃があまりにも強かったので、今回のオケも同じようにスゴいだろう、とチケットを購入し、予想を裏切られることはありませんでした。
なお「テレサ・カレーニョ」はベネズエラ出身の19世紀のピアノの巨匠(女性)の名前です。


さて、きのうの演奏会ですが、シモン・ボリバル・オケと同様の大編成。
1曲目の「ドン・ファン」は1stヴァイオリン=22人、コントラバス=12人。
弦楽器だけで80人以上で、木管楽器は倍管だったので約20人。
これに金管・打楽器とハープを入れると約130人がステージ所狭しと並んでいました。

この大人数が、文字通り『一糸乱れぬ』演奏。
弦楽器はボウイング(弓使い)までピタリと揃っていますし、管楽器も打楽器も完璧。
それでいてバランスを壊すこともなく、非常に整った演奏でした。
予想以上の素晴らしさでした。

2曲目の「パガニーニ・ラプソディー」は、独奏ピアノとオーケストラのやり取りが結構難しい曲なのですが、まったく乱れがなく、しかも若いオケのメンバーからはソロの小曽根氏への敬意のようなものが感じられました。

プログラム3曲目はシュトラウスの大曲「英雄の生涯」
とても難しい曲ですし、コンサートマスターに高度な技術を要求される長いソロがあります。
この曲も、技術的にも完璧で、しかもオケ全体が集中力を保った感動的な演奏でした。
最後の夕暮れを思わせる静かな部分では、なんとなくジーンときました。
もちろん、コンサートマスター(ミストレス)の女性奏者も素晴らしいソロを聞かせてくれました。
この女性奏者、黒髪のどちらかというと小柄な女性なんですが、体全体を使った力強さも感じさせる弾き方でした。
(この女性、「英雄の生涯」が終わると、アンコールが終わるまで終始ニコニコしていて、笑顔が素敵でした。)

さて、そのアンコールですが、写真のように盛りだくさん。
ラテン・パーカッション(打楽器)やサックスも登場して、大いに盛り上がりました。
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アンコール1曲目の「ティコティコ」が終わったあと、舞台が暗転したと思ったら、奏者たちはベネズエラ国旗デザインのお揃いのジャンパーに着替えてました。
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(写真はエル・システマ・ジャパンのページから借用)

ここからのアンコールはさらにさらにノリノリ。
楽器を振ったり回したり、立ち上がったり、歩き回ったり。
バーンスタイン「ウェストサイド・ストーリー」の「マンボ」などは、「シモン・ボリバル・オケ」も演奏したと思います。

結局、最後の曲の前に指揮のバスケスが「これで最後!」という仕草をして演奏しましたが、終わったのは午後10時(!)でした。

そのバスケス、まだ30歳前後のようですが、すでに世界各地のオケに招かれ、スウェーデンのオケでは首席指揮者の地位を得ているとのこと。
昨夜の演奏からも、すばらしい指揮者であることがよく分かりました。

ところで、オケの様子をオペラグラスで見ていて思ったのは、「みんないい楽器を使っているようだな」ということ。
8年前に「シモン・ボリバル・オケ」を聴いた(見た)ときは、楽器はそんなに高くなさそうな「普及品」のようで、「日本の(フツーの)大学生が使っているものよりも安いかも」と思いました。
その後、シモン・ボリバル・オケがヨーロッパなどに演奏旅行した様子をテレビなどで見ると、楽器が年々良くなっているのが分かりました。
著名なオケや指揮者などからさまざまな援助が得られているようです。

きのうの「テレサ・カレーニョ・オケ」は、先輩である「シモン・ボリバル・オケ」の初期に比べれば、最初からいい楽器を使っているのがはっきりと分かりました。

コントラバスで言えば、12人のうちブゼット型の5弦が半分くらい。
もしよく知られたP社の製品だとすると、300万~400万円くらいするのではないでしょうか?
(シモン・ボリバルは5弦はあまりいなかったと思うんですが…。)
余談ですが、コントラバスは1人を除いてバス椅子を使ってませんでした。

ホルンも半分くらいはアレキサンダー社の103のように見えましたし、トロンボーンやテューバも高級でした。
そういえば、交代で出てきたテューバ2人のうち1人は銀色でロータリーバルブの楽器(たぶんB♭管)でした。(もう1人は真鍮色)
英雄の生涯のテナーホルンはユーフォニアムでした。
(楽器の話はこの辺にしときます。)

8年前もきのうも考えたのは「若者たちをこんな素晴らしい演奏するまでに育てるのに、どんな秘密があるのだろう」ということ。
「エル・システマ」のことをもう少し勉強したいと思いました。
ベネズエラ全国の優れた奏者を(年代別の)1つのオケに集めるシステムが、これだけの水準の演奏につながっているのかもしれませんね。
日本でも、中学や高校の吹奏楽部やオーケストラから、選りすぐりの奏者を1カ所に集めれば、かなりハイレベルのオケがつくれるのではないでしょうか。


とにかく、オーケストラに興味のある人なら、絶対に聴いて損はしないと思います。
今週土曜日(21日)にもう1度東京公演があるほか、22日(日曜)には「エル・システマ・ジャパン」が活動している福島県相馬市での演奏会も予定されています。
是非お聴きになることをお勧めします。(回し者ではありません。)
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クーダムとマウアー通りの『壁』と戦勝記念塔【2015欧州3カ国旅行記(16)】 [旅行・乗り物]

「ベルリン-ワルシャワ・エクスプレスで5時間超の旅2015欧州3カ国旅行記(15)】」から続きます。

前夜遅くに列車で到着したベルリン。
宿は「ホテルQ」という旧西ベルリンの目抜き通りクーダムに近いデザインホテルです。
部屋はこんな感じでちょっと変わった雰囲気。
右端にちょっとだけ見えますが、バスルームではなくベッドのすぐ隣に洗面台があります。
IMG_4128ホテルQ.JPG

朝食はホテル近くのカフェでいただきます。
IMG_4131朝食カフェ.JPG
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IMG_4129朝ご飯.JPG

前回訪れたのは25年前の1990年の夏休みでした。
前年11月にベルリンの壁が崩れて、東西の往来が自由になっていたものの、正式な統一はまだ、という時期。
したがって「統一後」のベルリン、そしてドイツは初めてということになります。
そのときどこのホテルに泊まったのかよく覚えていないんですが、クーダムを歩いたことは覚えています。

ということで、こちらがブランドショップやホテルなどが立ち並ぶクーダムの風景。
IMG_4134クーダム.JPG

動物園(ツォー)ちかくにあるクーダムのランドマーク、カイザーウィルヘルム教会です。
IMG_4135カイザーヴィルヘルム記念教会.jpg

近くにはユニクロの店舗が。
IMG_4198ユニクロ.JPG

ベルリンでは2日半くらい時間があるのですが、まずは観光客用の「HOP ON HOP OFF」つまり乗り降り自由のバスを利用することにします。
見たいスポットが結構広範囲に渡っていて、これを利用するのが結局効率が良さそうなためです。

バスの写真は別エントリーでアップしますが、こちらは車窓から見た「SONYセンター」。
旧東西ベルリン境界に近いポツダム広場地区再開発の目玉として建てられました。
IMG_4138SONYセンター.JPG

そして最初にマウアー通り付近で下車。
ベルリンの壁が保存され見学できるようになっている場所です。
IMG_4139マウアー通り壁.JPG

ナチス時代のベルリンや、東西分断後のアメリカなどによる「大空輸作戦」のことなどに関する説明と展示があります。
25年前は「壁」が崩れたばかりで、あちこちに構造物としての壁は残ってましたが、まだ観光地化はしておらず、このような整備された場所もなかったと思います。
IMG_4140壁モニュメント説明.jpg
IMG_4141壁広い絵.JPG
IMG_4142歴史説明展示.JPG
IMG_4143ベルリン空輸作戦.JPG

近くには旧東ドイツ製の車「トラバント」のお店が。
IMG_4144トラバントショップ.JPG

そしてこちらが「チェックポイントチャーリー」。
分断時代、東西を行き来するための検問所で、「チャーリー」とは無線通信などで「ABC」を分かりやすく言うための「アルファ、ブラボー、チャーリー」のから来ているそうです。
当然ながら完全に「観光名所」となってます。
IMG_4145チェックポイントチャーリー.JPG
IMG_4146チェックポイントチャーリー.JPG
IMG_4147チェックポイントチャーリー.JPG

再び観光バスに乗ってベルリン市内を見て回ります。
こちらは旧東ドイツが建てたテレビ塔。
IMG_4148テレビ塔.jpg

そして、こちらは「6月17日通り」という東西を貫く大通り。
1953年6月17日に起きた「東ベルリン暴動」を記憶に残すためにこの名前になったそうです。
遠くに戦勝記念塔が見えます。
IMG_4152戦勝記念塔6月17日通り.JPG

こちらが戦勝記念塔。
デンマーク戦争、普墺戦争、普仏戦争などの勝利を記念するものだということです。
IMG_4189戦勝記念塔.jpg
IMG_4191戦勝記念塔.jpg

(つづく)
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